諸事情あって事務所を引っ越すことになりました。
私自身も憧れの小さな平屋の古民家です。
ここで自身も経験しながら田舎暮らしや古民家セミナーなど出来たらいいなと思っています。まっすぐ続くこの道先にあります。まるで今居るところからもう一つの居場所パラレルワールドへトリップするかのようなトンネルのような一本の道。
ここでまた新たにスタートします。
2月半ばでしょうか。進行中の契約や引っ越しであわただしくなりそう。
タグ: 安曇野
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雪の夜明け前。大糸線‥アルプス・オリエント急行
久々のまとまった雪が降りまして。いい年して…、雪が降るとわくわくぞくぞくしてしまいます。15cmほど積もったでしょうか、程々の積雪だと平和で風情があって助かります。この位がちょうどいい。松本・安曇野は表情ゆたか‼
始発の北へ向かうJR大糸線です。まるで銀河鉄道みたいだ!列車の姿もちょうどよい距離感で真っ白で真っ暗な夜明け前の安曇野の田園の宇宙を光の帯がビームのように北アルプスへ走ってゆく。実際には窓の中もそれなりに感じられるほど見えているんですけれどもカメラを使いこなせていないというか望遠レンズもないしイマイチ臨場感を伝えられないところが微妙なところ…。単焦点レンズのリコーGRⅢというカメラで撮っています。
オリエント急行殺人事件という映画をご存じでしょうか?パリからイスタンブール間を走る列車の旅のサスペンス映画ですが、そのシーンの中で本物のアルプス沿いに列車が走ってゆくんですが、、あぁ~いいなぁぁ、ワタシもこんな景色の列車旅がしてみたい…と、思ったのですが、、よくよく振り返ってみると、、まさにソコを走っている大糸線が松本から日本海へと北アルプス沿いを走っている列車なのでした!!!!惜しくもあんなに素敵な食堂車こそないものの、いつでも乗れるじゃん!!!ですね…。
近いうちにお気に入りの駅弁でもGETしてオリエント急行の映画とその列車に身を委ねてみよう☆とほくそ笑んでいます。
お奨めの季節は北アルプスに雪があり森に緑に湖のある4月から6月あたりでしょうか!? ぜひ塩の道・千国街道を北アルプス列車に乗って電車旅を愉しんでみてください。
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田舎の喧騒を離れ森へ出かける
野宿,野営も私の愉しみ。
田舎の喧騒を離れしずかな森へ出かけてしまう。
やっとこさそういう季節がきました。
お洒落でトレンディなスタイルは私には似つかわしくなく、、まぁ質素地味です。この日は夜半から雨の予報でしたが我慢できず結構、というよりも雨を愉しむつもり。
松本市波田にある正式名称はリバーパークキャンプ場¥200というところ。通称下島橋の下。私も地味ならキャンプ場もまた地味、水道、洗い場と簡易トイレのみ。と、森と木陰と清流と、野。
ココ!充分すぎますね、私には。普段住所すらない河原で泊まるくらいなので。11時過ぎには入りましてのんびりしましてまったりしまして16時には夕飯の支度を始めました。
そこまでストイックではないのでガスバーナーも使いますが基本はそこらへんに落ちている流木など拾ってきて
のこぎりとナタで薪を作ります。メインの焚火が肴なんですね。
ラムチョップとペペロンチーノがこの日の主食。
外で調理して食べるとどうしてこんなにも美味しいのでしょう!???
ひとつの私なりの仮説は心が既に満ち足りているから。ゆとりがあるから。まいっている時や、テレビを見ながら、は味がしませんでしょう。雨仕舞をして小さなねぐら、登山もするので山岳用のソロテントです。エスパースソロといって安曇野市で作られているものです。想定通り夜半から雨が降り出しました。
朝起きるとまだ雨はしとしと降っていて珍しくこの雨降りのために張ったタープの下でのんびりと優雅な朝食を過ごしました。想定外に、というか想像通り雨の朝は気持ちよかったです。森に雨は素晴らしく相性が良いといつも思っていました。
雨の野宿、病みつきになりそうです。
雨の日にはキャンプへ出かけましょう!
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自分自身の内側を開拓してみる
岩岳スキー場、私の大のお気に入りのひとつ。
一般受けには青空なんだけど、個人的にはこのコントラストの少ない一体化した山容が意外とお気に入り。
ここは西側斜面にコースがあって、唯一北アルプスを真正面に望みながら滑ることができる白馬エリアのゲレンデ!!白馬三山と唐松岳が手が届くほどの臨場感で味わえる、…あのときあの稜線を歩いて登ったのかぁと過去の記憶と今を照らし合わせて一致させてみる。
この雪平線の先は、、一気に切れ落ちた絶壁、(私にとって..)
今までずっと都合の良い中級者コースばかり選んでいたけれど、はじめてぞくぞくするようななにか電気のようなものが走るような快感にも似たような感覚を自分の内に見つけた愉しみ!
カモシカのように崖を降りる感覚、なんだか野性的でいままでどっぷり人工的なヒトらしい楽しみ方しかしていなかったのか??
林道もそうだ。これは初級向けの迂回路だけのルートではない、雪でできたおだやかな川の雪面を木の葉のように流れに乗って流れるさまをただただ愉しむ。人であることをひととき忘れ自然に同化してみるのだ。景色がしずかに漂う…、森の音が聴こえる、とても優雅な時間だ。
またひとつは林間だ。今まで他人事のように眺めていたけれどこの日はとてもそこを戯れたい気持ちが芽生えた。
また、なだらかな斜面は両手を広げ、まるで空を飛んでいるような感覚を楽しむ。
そしてなにもかもがどんぴしゃりな中級者斜面を思う存分踏み込んで楽しむ。
冬の遊び、スキーは楽しい。
帰りによる温泉はおもわず浴槽に浸かると「あ゛~~」と声をもらしてしまう…。
新たな領域の不思議感覚の愉しみを開拓してゆこう!
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安曇野 烏川渓谷 ゼロの流れ

近頃、もっと自然な野生的でありたい、と思うようになってきました。
今は新聞もニュースも基本止めてみました。渓流散策です。(釣れなかったので散策!としときます)水面は生きた鏡のよう。樹木達のありのままの姿は庭師さんでもお手上げかと?
美しいにもほどがある。
渓流は芸術だ。一流の庭師さんならこれに近いものを再現できるのだろうか??
二流・三流だと…?
ということは、これは、自然は、、ゼロ流なんだと思います。
ゼロというとおそらく、禅の世界に通ずるものがあると思います。欲が解けて無我の境地とか?
弓もそうですけど、狙っていけないとか無茶!なことを言われます。しかし、、中る(弓ではこう書いてあたると読みます)ことがわかっていれば中てたいなんておもわなくて済むわけです。そこに既に欲は無くなるわけです。ゼロってとても興味深い概念だと私は思います。
無。あるがまま。あるがままが十分すぎるほど美しく価値があるなと最近感じるようになりました。このとき私自身が、溶けて渓流になってしまった不思議なひとときと感覚でした。
なんだか幽体離脱してるかのようでちょっと怖くなってしまって、意図的に我に戻ってしまったんですけど…。安曇野 烏川 ここは標高1000m弱 里が600m位3000mの北アルプスから東面へ降りてくる水の流れでいずれ信濃川となり日本海へそそぎます。ここは【烏川渓谷緑地】として駐車場や歩道、キャンプ場、宿泊温泉施設などありますが
大自然を生かしつつ気軽に立ち寄れるよう工夫されています。松本・安曇野へ来たならぜひお立ち寄りくださいませ。










