PERFECT DAYS、凄まじく素晴らしかったです。
映画 perfect days 役所広司
この映画は、、人々にとってとてもとても不思議です。
こんなにまで観た直後から、日に日に、日に日に余韻が湧き出てくるのは??
満ち足りた静かな居心地の良さと、そしてはつらつとした夢心地にしてくれる。
観終わった直後からしずかにはつらつと暮らしたくなるような。
そのわけは未だ曖昧です。
熱くもなく冷たくもなく、温かみのある常温の、薄味なんだけれども上品な出汁の効いた素材感あふれる煮物定食?のようでした。
ラストシーン、こみあげる涙と、、
私はこれと似た経験をたまにするのですが、ふとした瞬間に特にひとりでドライブ中が多いんですが、その出来事や回想、気づきや感動に、突然顔がくしゃっ、となって鼻の奥にツーンと来て涙が溢れ出しK点超えっていうのか?した時・10/10を超えるような?身体の内の芯から光??のようなものがスパークしてぶふぁあっ‼って。そして喜びと感謝に満ち溢れて、、というような。最後の湧き出る笑みは確実に人間社会の実の勝者の笑みだなと感じました。
身嗜み、
ハツラツした歩き方、上質なお気に入りの音楽と上質な読書にのめり込む10/10に達している満ち足りた人生のひとつの姿 あんなに質素なのに品格がある。
平山は実は地味に 凄まじくかっこいい!。
女性目線だとどうなんでしょうか?、気になるなあ、。
日本を代表する歌声の美しい女性と二枚目な男性にも認められ信頼されてます。しかも世代を超えてニコ、アヤから恋心にも似た慈しみ愛しみいつくしみ、そして妹さえも。(突然⁉︎の抱擁を振りのけず受け入れるあたり、奥底での信頼かな)。
不要なものに関心を寄せない。その人の関心のあるものに囲まれた満ち溢れた世界、
ヒラヤマは世間一般大衆から見ると孤独に見えるけど本人は10/10で満たされてると感じました。つみ重ねた鎧を捨て、鍵をかけずに出かける自由さ気軽さ
たんたんと、コツコツと、そんな小さな音が聞こえる子供? 年齢感のない
ゆめごごちの人生は誰にでも。鎧を捨てれば身近にあるものだと感じました。
外国人がうらやむ日本人の概念・感性の日本のゆらぎと木漏れ陽、そのものが映画になってるように感じました。それにしても便所掃除をする貧乏な初老のおっさんと、木漏れ陽、、なのにまるで美しい写真集をのんびりめくっているかの様でした。