松本・古代安曇湖
松本盆地、山に囲まれた松本市と安曇野市などの平らな部分です。
ここはかつて湖だった、という説があります。古代安曇湖と呼ばれるものです。6世紀あたりでしょうか、古代、松本という名前よりもずっと古い歴史ある言葉、名前なのですね。
標高600mほど付近をむすぶ巨大な湖。
縄文時代などの遺跡もそのあたりに多く分布してるそう。
こんな山奥なのに水にちなんだ地名があちらこちらにあるんです。
水も岬もないのに山際に限って蟻ケ崎とか、島々、島内、渚、海渡とか・・・
平らな土地ってやはり水たまりと関連してるケースが顕著に感じられる。
本当に侵食だけでこんなに平らな土地ができたのだろうか??
安曇の由来は、安曇族、九州の海賊?海人だったという説が有名です。
古代の安曇族はドライな山々の景色でなく、そこにおおきな海に見立てる古代安曇湖があったから
落ち着いたのでは?と思いをめぐらします。
そもそもが、移住の里として始まったのかもしれませんね。
真実は誰も知りませんが独自に仮説を立てて古代のロマンに浸るのは愉しいものです。
また図書館へ出かけたくなりました。
みなさんも大人のひとり一研究、いかがでしょうか!