蕾を羨む
真冬に宿っている蕾を見てそう思う。
私の営みは…と、ふと思い省みることがある。
草木は静かに出しゃばらずに次の準備をいている。あゝ、凄いなァと素直におもう。こうなんだよなぁ。花開く前って。我が家のドウダンツツジ、蕾はいつからできているのだろう?おそらくもう秋には出来ている。
でも、自分の身に何かが成し遂げられるとき、たなぼたごとも、。意外と元々要素が揃っていたことにも気づく。そう、今起こることは今までの蓄積の結果。良きことも悪しきことも。あまり悲観することもない。身のまわりに当たり前に静かに存在している蕾を見過ごしているように、気づかないだけで開花はもうすぐそこにあるかも。
すべては自己責任だ。蕾を創るのもまた自分だ。
素晴らしい芽吹きや開花をいくつも感じたい。
目に映る蕾を観察してみましょう。指を添えてみましょう。