何の隔たりもなく伝わること
以前たまたま入院していた時、とても不思議でそしてかけがえのない素晴らしい体験をいくつもしました。
そのひとつに、
テレビから聴こえるオーケストラの素晴らしさがダイレクトに心臓?心?全身?を揺さぶったのです。
6人部屋の雑居部屋、カーテン一枚が壁、スペースはぎりぎり一人用ベッド、テレビはノイズと白黒気味で、安い片耳イヤホン。
ただいえるのは、悪夢と感じていた仕事からから離れ、なぜか満ち足りて幸せだったこと。
悪環境?のもと、嫌いではないけれどあまり関心のなかったごくごく平凡なオーケストラの演奏が、
何の隔たりもなく私の心を壊れるばかりに揺さぶったのです。心臓バクバク、全身鳥肌、涙じゃーじゃー!でしたね。
na、何!!??コレ!!??
スクリーン、ノイズ、色、音質、あとなんだろう??何もかものフィルターが外れて心に直接とびこんだような。たぶん隔たるもののない一体だったから??
演奏者の技術すら隔ててなんらかのエネルギーがダイレクトに。
隔たりを感じているのは錯覚、音響装置なんて、受け取る側の心や感受性でいくらでもカバーできる、
AとBはもともとひとつである。たぶんすべてはひとつ?
そんなことを実感、実体験しました。
障害は外には無い、全て内側にありそう。
そんな40歳位のあの秋から、はや10年あまり。
私51に今日なりました。もうこの世で半世紀以上も生きてることになりますね。
またまた自己記録更新です。51をマークしました。
よりゆたかな人生はまだまだこれから。今が一番かも。望みに満ち溢れる人生の真っ只中、だな。