雨降りの日には雨を。。。
今年は例年になく長雨ですね。申し訳ないけど週末の地区の運動会の係がなくなってほっとしてます。
楽しみにしていた日に雨だとやはりゲッソリしてしまいます。
もともと嫌いでないですが、近頃は雨降りの日はより落ち着く日になりました。
湯船につかって窓を少し開けて雨音を聴くのもあぁ~いいなぁと思ってしまうし、ベッドに横たわってやはり窓を少し開けて、たった雨音だけのBGMを聴きながら、あぁ~雨だなぁ、、と。
地面や川や草木や森は雨が降ると安心して受け入れている声が聞こえてくる気がするし
特に森は雨が降っているときに一番潤っていて一体感があって自然な感じがする。
こんど雨の日に合羽を着て森の中を歩いてみたい、と思っています。
五木寛之さんの小説に「雨の日には車を磨いて」というのがありましてね
車と男と女のショートストーリーなんですけど、
「ぴかぴかに磨いたボディに雨の雫が玉になって走るのって素敵じゃない??」
というセリフがあるんだけど、自然体でとてもお気に入りの言葉なんです。
とかくニュースや巷の社交辞令に洗脳されるがごとく皆雨を嫌ってしまいますけれども、
雨無くしてこの美しい日本は無いわけで、ありがたく思う要素をほとんど忘れ、私たちはデメリットばかり焦点を当ててしまっている気がします。
晴耕雨読…、 雨の日に雨を…晴れた日には晴れの日を